経済産業省がビッグデータを活用した新経済指標を試験的に公開
日経ビッグデータより
経済産業省は今夏から、POS(販売時点情報管理)やSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)投稿などのビッグデータを活用した新指標の試験的な公開を始める方向で検討している。経済統計の作成の効率化、公開の迅速化、データの詳細化に向けた開発を進めており、その成果を公開し、技術的な課題や利用者ニーズの検証を進める考えだ。

野村証券は、既存の経済統計指標を代替・補完する新指標の開発を試みた。ブログやTwitterのテキストを分析して指標化し、株価指数や為替などのデータも加えて、鉱工業生産指数を算出するモデルを開発した。テキスト分析においてはまず、約200のキーワードと鉱工業生産指数との相関を確認。「残業」など鉱工業生産指数と関連性が高いキーワードについては、「今日も残業だった」なら件数に加えて「今日は残業しなかった」なら除く処理をするなど、投稿の文脈も踏まえて判定して指標化し、精度を高めた。株価指数や為替などだけで鉱工業生産指数を推定するより、Twitterから得られたデータを加えた方が高い精度で推定できることも判明した。

SNSデータなどを活用することにより今までに見えなかった経済指標が見えて、より精度の高い指標(事業者視点とユーザー動向視点)になっていくことが期待できそうですね!