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Webデータレポート
経済産業省がビッグデータを活用した新経済指標を試験的に公開
2017.05.22
経済産業省がビッグデータを活用した新経済指標を試験的に公開
日経ビッグデータより
経済産業省は今夏から、POS(販売時点情報管理)やSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス) 投稿などのビッグデータを活用した新指標の試験的な公開を始める 方向で検討している。経済統計の作成の効率化、公開の迅速化、 データの詳細化に向けた開発を進めており、その成果を公開し、 技術的な課題や利用者ニーズの検証を進める考えだ。 野村証券は、既存の経済統計指標を代替・
補完する新指標の開発を試みた。 ブログやTwitterのテキストを分析して指標化し、 株価指数や為替などのデータも加えて、 鉱工業生産指数を算出するモデルを開発した。テキスト分析におい てはまず、 約200のキーワードと鉱工業生産指数との相関を確認。「残業」 など鉱工業生産指数と関連性が高いキーワードについては、「 今日も残業だった」なら件数に加えて「今日は残業しなかった」 なら除く処理をするなど、 投稿の文脈も踏まえて判定して指標化し、精度を高めた。株価指数 や為替などだけで鉱工業生産指数を推定するより、 Twitterから得られたデータを加えた方が高い精度で推定で きることも判明した。
SNSデータなどを活用することにより今までに見えなかった経済
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