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ルーターマガジン
社会人からエンジニア転向して、ルーターのエンジニア新人研修で学んだこと
はじめまして。koyakuと申します。
確信に近い直感が、「ほぼタイトル詐欺にしかならないのではないか」と言っておりますが、あまり気にせずに前向きに書いていこうと思います。
社会人からエンジニア転向して、ルーターのエンジニア新人研修で学んだこと
突然ですが、少しだけ自己紹介をさせていただきます。
現在27歳、大学を卒業してからほぼ四年が経ちました。
大学では、政治学科に所属し、メディアと政治との関係、日本や世界各国の政治・社会問題について学んでいました。いわゆる文系というやつです。
「プログラミングってなんかかっこいいなー!!」という具合でした。
その後、人材派遣を行う会社へ入社し、エンジニアやデザイナーなどのIT職種のマッチングを担当していました。
とにもかくにも、毎月目標金額を達成するために働いていました。いわゆる営業というやつです。
「作りたいものを自分で作っていくなんて、エンジニアってすごくかっこいい!!」という具合でした。
そちらを退職し、フィリピンで人材育成を行うNPOへ転職し、自分の中で様々な変化があり、今このブログを書くに至っております。
そんな、つい1ヶ月前まで、非エンジニアだったkoyakuが、株式会社rooterの研修の中で感じたことを書いてみます。
最初にお伝えしておきますが、社会人を少し経験していますが、エンジニアとしての研修は初めてです。
他の研修と比べることは出来ませんので、今の自分が感じた率直な感想をお伝えします。
入社前のプログラミング経験
- 1年前、プログラミングスクールに1週間通い、Railsアプリを作成するカリキュラムに参加
- Twitterの簡略版のRailsのアプリを作り、少しプログラミングが出来るように感じていた
- コードを書くというより、ネットに転がるコードを切り張りして、プログラムを動かしていた
- 入社の際の面接で、簡単なif条件分岐すら、自分だけで書くことが出来なかった
研修の概要
- 技術テーマ毎に小さな問題が設定されており、自分で調べながら進める
- 課題の成果物は、Slackの研修用グループに都度提出
- Slackの研修用グループには、すべてのメンバーが参加し、提出課題に対してフィードバックを行う
- 研修期間は2週間~3週間
- いつ誰に質問しても良い
誰かに講習を受けるのではなく、指定の問題を自分で調べて解いていくスタイルでした。
研修で感じたこと
- 座学をして実習、という形態ではなく、先に課題があり、自分で調べプログラムを作り提出するという形態だったので、受け身で物事を進めるという要素が一切含まれていなかった
- 座学がないので、わからない状態から研修が始まる。そのため、わからないことが嫌になり、自然と自分で調べることが習慣になってくる
- 長くても70行程度の小さなプログラムを書く事で、小さな失敗と成功のサイクルをたくさん体験する事が出来た
- 課題の提出がオンラインなので、先輩のフィードバックを待つ事なく、不要な待ち時間が発生しない
- 課題の成果は、固定の人に向けてではなく、全員に報告するので、様々な人からフィードバックが得られ、やりとりに飽きる事がない
- 目の前のプログラムを作っていくので、研修全体のつながりが最初は見えにくいが、研修が半分終わった頃、それぞれの問題が繋がっている事に気づいた
研修といえば、会議室の中で座学をしっかりしてから、というイメージがあると思いますが、この研修は課題先行型なので、飽きる事なく、眠くなる事も一切なく、楽しく進める事が出来ました。
研修を終えて思うこと
- 最初は大きなアプリを目指して長距離を走るのではなく、小さなプログラムを、自分の頭で考えて、自分の手でたくさん書いてみることで、小さな成功体験が重なっていき、プログラミング自体が楽しいと思えるようになった
- 実際の業務に入ってからも、研修で作ったプログラムを参照するので、非常に実践的な研修内容になっていた
振り返ると、研修を重ねる中で、プログラミングにはまっていく自分がいました。
頭では知っていたものの、「小さく初めて、たくさん失敗をする」ことの重要さを学んだ気がします。
プログラミングを難しそうだと思っている方や、なかなか学習が進まない方は、数行の小さなプログラムを、たくさん書いて実行してみてはいかがでしょうか?!!
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