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Railsを独学していた元数学科院生のルーター研修後記

2020.02.21
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はじめまして。社会人アルバイトのizakiです。 恒例の、研修を終えての振り返りをしたいと思います。

自己紹介

大学は数学系です。微分方程式を触っていました。大学院に進んだのですが、諸事情により、中退。以前から興味のあったプログラミングを勉強してみようと思い、HTMLから始めました。

4ヶ月ほど経ちRailsチュートリアルが終わり、そろそろ就職を考えようと思っていた頃、Wantedly経由で声をかけられ、ルーターに入社することになりました。

研修

Rubyのコードを書くことを基本に、スクレイピングの基礎を学んでいきました。課題を解き、解答をSlackにあげて添削してもらいます。その中でわたしが一番指摘されたのが、「他人にわかりやすいコードを書くこと」でした。

1つ例を挙げます。数学では、「変数」といえば「x」とか「y」とかです。わたしはコーディングでも同じように、1文字の変数を大量にコードに散りばめていました。そして、「わかりにくい」と指摘されました。配列なら「a」ではなく「array」や「arr」、数字なら「n」でなく「number」や「num」。他人がぱっと見て意味がわかるように書く。完全に独学でやってきた自分にとって頭の片隅にもなかったことで、試行錯誤しながら取り組みました。

わかりやすいように、コードはシンプルに書く。Rubyには冗長性を排すための機能がたくさんあります。それを使えていないときは都度指摘してもらい、調べて理解し、身につけていきました。一方で、短くすることで読み手に意図が伝わりにくいようであれば、あえて冗長に書く。変数の書き方もそうですし、配列を使わずハッシュで書き、読み手に引数がわかりやすいようにするなど、こちらにも様々なテクニックがありました。

このような、実際の業務での共同作業を前提にしたコーディングのやり方は新鮮でした。そしてそれは、独学時代に身に着けたくてもできなかったものでした。

おわりに

まだまだプログラマとは言えないひよっこですが、これからデータの海に潜っていきたいと思います。ルーターの研修は、独学では手の届かない部分に触れられるという意味でとてもおすすめです。

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