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ルーターについて

SIer出身者がルーターでの研修を終えて

2019.08.28
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はじめまして。Tsujimotoです。

ルーターに入社して早くも2ヶ月が経過するので、初ブログとして、入社後の研修について書きます。

入社前

大学・大学院(修士)では情報科学を専攻し、HCI(ヒューマンコンピュータインタラクション)という分野の研究をしていました。JavaやCでプログラミングしたり、回路設計やはんだ付けなどのハードウェア周りのこともやっていました。

新卒で入社したSIerでは約2年間SEとして働きました。顧客対応や上流工程を主に担当し、業務でプログラミングをしたことはほとんどありませんでした。

プログラミング経験は上述のJavaとCくらいで、ルーターでメインで扱うRubyは触ったことがありませんでした。転職を考え始めてからの数カ月間にチェリー本やRailsチュートリアルで独学し、面接時の課題もRubyで受けました。

研修について

入社後はまず2週間前後の研修があります。HTML、Ruby、スクレイピング、DB(MySQL)、gitなどについて基礎から学びます。業務で必要な技術はここで一通り学べるので、未経験の人でも問題なく業務に入ることができると思います。それらの必須研修が終わった人には、オプションとして、APIの作成や、機械学習、サーバ運用などの研修も用意されています。

研修は、Slackチャンネルにソースコードと実行結果を順次共有し、他のエンジニアがそれにコメントしていくという形で行われます。このメソッドやライブラリを使うと便利だとか、こういう書き方にしないとメモリを使いすぎてしまうなどのコメントをもらい、自分でコーディングしているだけでは気づきにくい点を学ぶことができました。

また、研修内容は日々アップデートされていきます。毎週のミーティングでは、業務報告以外に、各エンジニアが全体に技術的な内容を共有する場があります。そこでは、業務で詰まった点の解決方法や、新しく学んだ技術、便利なTipsなどが共有されます。これは誰もが一度は躓くというものがあれば、順次研修内容に追加されていきます。これによって、そのような躓きを研修中に経験することができ、業務で躓くのを事前に防ぐことができます。私も早速、最近業務で困ったことを研修に追加しました。

おわりに

研修が終わった後はすぐにプロジェクトに入り、次の日から本番用のコードを書いてデプロイしていました。ウォーターフォール型の開発とのスピード感の違いに驚いています。その後は、新規のクローリング案件やデータ分析案件、既存クローラーの保守、新規自社サービスの検討など、短い間ですが幅広い業務を経験できています。苦労することもありますが日々成長できているなと感じています。

会社の雰囲気については、大学の研究室を思い出す様な感じです。同じ部屋にCTOやシニアのエンジニアがいて、チャット・対面でいつでも相談できます。出社時間も比較的遅いので満員電車で消耗することもありません。

ルーターではエンジニア(アルバイトも可)を絶賛募集中です!経験によらず、エンジニアに興味のある方、プログラミングが好きな方、データを触るのやロジックを考えるのが好きな方などはぜひ一度ご連絡ください。

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