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【Line Notify】お手軽なGASでLINEへ通知してみよう!

2022.11.04
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お疲れさまです。学生エンジニアの福島です。「PythonでLINEへ通知してみよう」という記事を公開してから1年半ほどが経ちました。

【line notify】pythonでlineへ通知してみよう!

今回は環境構築が不要でPythonよりも導入のハードルが低いGAS(Google Apps Script)を使ってLINEへ通知するプログラムを作ってみようと思います。

GASとは?

GASとはGoogle製のプログラムの実行環境です。

ブラウザ上で動作するため環境構築が不要言語がJavascriptをベースに作られているため、初心者でも書きやすいのが特徴です。

またGoogle製なため、Gmailやスプレッドシートとの連携がしやすいのが非常に強力です。

公式ドキュメントはこちら↓

https://developers.google.com/apps-script

トークン発行

プログラムからLINEへ通知するためには、トークンを発行する必要があります。
Pythonから通知を送るプログラムを作成した記事内で発行手順について画像つきで説明してあるので、そちらを参考にトークンを発行してください。

【line notify】pythonでlineへ通知してみよう!

GASプログラム作成

ここからはプログラムの作成に移ります。

新規でスプレッドシートを作成したら、拡張機能からApps Scriptを選択してください。

gas_画面

最初の画面ではmyFunction()が書かれていますが、これを消して以下のプログラムを代わり書きます。

7行目のTOKENに先程発行したLine Notifyのトークンを記入してください。

function send_message() {
  text = "こんにちは、世界";

  var message = {'message': text};
  var options = {
    "headers": {"Authorization": "Bearer TOKEN"},
    "Content-Type": "application/json",
    "method": "post",
    "payload": message,
  };

  UrlFetchApp.fetch("https://notify-api.line.me/api/notify", options);
}

GASにプログラムを記入できたら上部の実行ボタンを押しましょう。

gasプログラム記入例

LINEのアプリに通知が来ました!

終わりに

環境構築がいらないため、Pythonで作ったときよりもスピーディーにプログラムが完成しました。

GASのいいところは、やはりGoogleの他のサービスとの連携の強さなので、この際に日々のタスクの自動化を検討されてはいかがでしょうか?

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