MAGAZINE
ルーターマガジン
AIエンジニア必見:Cloudflare AI GatewayでAPIエラー・トークン・コストの悩みを解決する!
Cloudflare AI Gatewayとは
Cloudflare AI Gatewayは、AIプロバイダー(OpenAI、Gemini、Claudeなど)のAPIを中継するプロキシサービスです。
アプリから直接APIを叩く代わりに、Gateway経由でリクエストを送ることで、以下の機能を追加できます
- リアルタイムログと分析:リクエスト内容、エラー、トークン使用量、コストをダッシュボードで可視化。
- キャッシュとレート制限:同一リクエストをキャッシュしてコスト削減、再試行やリクエスト上限の設定も可能。
- APIキー管理:Gateway内で複数のAPIキーを安全にまとめて管理でき、自由に使い分けが可能。APIキーをに直接公開せずにリクエストを代理送信できるため、セキュリティリスクを大幅に軽減できる。
CloudflareコンソールでGatewayを作成し、baseURLをアプリに設定するだけで即利用可能で基本無料で使えるサービスです。
↑使いたいサービスを選べばサンプルのcurlリクエストも用意してくれるのでスムーズに導入できます。
gatewayは現時点で無料アカウントでは、10個まで作成できます。
Limits · Cloudflare AI Gateway docs
これだけでも便利なのですが、弊社としては更に大きなメリットがありました。
Geminiを使うときに困ること:
”User location is not supported for the API use.",
これは、Geminiが一部の地域からのアクセスを制限しているために発生するエラーです。
実際に、日本国内のサーバーやクラウド環境(例:東京リージョン)からリクエストを送ると、このエラーで弾かれてしまうことがありました。
しかし、Cloudflare AI Gatewayを経由すれば、この地域制限を回避することができました!
おそらくリクエストがCloudflareのグローバルネットワークを通るため、Gemini APIを安定して利用できるようになったと思われます。
トークン使用量のロギングが便利
チーム開発や実験用スクリプトで、誰かが取得したAPIキーを共有して使うケースはよくあります。
この場合、どれくらいリクエストを投げているのか、トークンをどの程度消費しているのかを正確に把握するのは意外と難しいです。
しかしAI Gatewayを経由すれば、APIキーが他人名義でも、すべてのリクエストがCloudflare側でロギングされます。
そのため、使用状況をチーム全体で可視化でき、「気づいたらトークン上限を超えていた」という事故も防げます。

さいごに
AI APIを使った開発では、地域制限・トークン管理・コストの見えづらさといった課題が付きまといます。
今回は、これらの課題をCloudflare AI Gatewayを使って解決する方法をご紹介しました。
弊社では、GeminiをはじめとしたAI利用に関しての研究開発を積極的に推進しています。 AI APIの導入や運用設計などに関するご相談も承っておりますので、検討中の方はぜひお気軽にお問い合わせください。
CONTACT
お問い合わせ・ご依頼はこちらから