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ルーターマガジン
2年間のエンジニアアルバイトの振り返り

学生エンジニアの小倉です。 エンジニアアルバイトを始めて2年が経ったので、少し振り返りたいと思います。 エンジニアアルバイトを考えている学生の方には参考になるのではないかと思います。
入社まで
入社のきっかけはWantedlyでスカウトをいただいたことでした。就活を始める前に開発経験を積んでおきたい、大学での深層学習の研究にスクレイピングが役立つかもと思い、入社に至りました。
入社当初
当初は、プログラミングは授業で習った程度、スクレイピングの知識はほとんど0の状態でスタートしました。そんな状態でも、豊富な研修項目を一つずつこなしていくことで、1ヶ月ほどで最低限の開発ができるようになりました。特に、先輩社員の皆様による手厚いフィードバックは勉強になりました。
携わってきた業務
これまでに、Webサイトのスクレイピングはもちろん、スマートフォンのアプリ内のスクレイピング、社内の端末管理UIの作成など、幅広い業務に携わってきました。 研修終了後は、Webサイトのスクレイピング開発に携わりました。 スクレイピング業務を通じて、プログラミングだけでなく、Webサイトがどのような通信をしているかなどの一連の流れについて学ぶことができました。 その後、入社半年ほどで、スマートフォンアプリのスクレイピング開発と社内の端末管理UIの作成を任せていただきました。 スクレイピングというと、Webサイトの情報を収集するイメージですが、スマートフォンアプリからもデータ収集も行っております。スマートフォンのスクレイピングにより、普段使っているスマートフォンアプリにも詳しくなったと思います。加えて、社内の端末管理UIの作成では、フロントに触れることができ、サーバーサイド以外の経験も積めました。 現在は、Webサイト、スマートフォンアプリのスクレイピング開発を行ったり来たりしています。
身についたスキル
スクレイピング業務というワードだけを聞くと、限定的なスキルしか身につかないのではと思われる方もいるでしょう。 しかし、先ほど記載したように業務が多岐にわたるため、幅広いスキルと知識を身につけることができました。 ざっと挙げてみると、プログラミング(rubyが主, たまにjavascriptやpythonなど)、SQL、html、Linux環境でのコマンドライン、Webの通信、aws s3、ios・androidアプリなどになります。 また、技術的なスキル以外にもスクレイピングの対象とする業界のビジネスモデルについても学ぶことができました。
就活・将来性について
先日まで絶賛就活中でしたが、大手SIer数社、事業会社のIT部門から内々定をいただくことができました。 IT業界の選考では、ルーターでの経験について触れておけば間違いないと感じました。 特に、面接では、ルーターでの業務をESに記載しておくだけで面接官の方から非常に興味を持ってもらうことができました。 ある企業の面接では、ルーターでの業務を話していただけだったのではということもありました。 世間一般でポテンシャル採用と言われている中、開発経験があるというだけで十分なポテンシャルを示すことができると思います。 このように、IT業務の就活で非常に有利になるため、ガクチカのネタになるような経験が欲しいと思われている方にはオススメです。
最後に
ルーターではプログラミングに少し触れただけの初心者でも、長く続けていけば開発できるように成長ができました。ITに興味のある方、ガクチカを作りたい方、時間的余裕のある研究室に所属して時間を持て余している方は、ぜひ一度お話を聞いてみてはいかがでしょうか。
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