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株式会社ルーター 2022年度事業計画

2022.03.04
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2022年度の株式会社ルーター事業計画を発表致します。本計画に沿い、本年度も事業を推進して参ります。

主要事業・プロダクト

  • データアグリゲーション
  • オープンデータ構築
  • データハブ
  • データコンサル

プロダクト

  • アドクロール
  • AIクローラー

主要事業

▼データアグリゲーション

データアグリゲーションについて
フルカスタマイズクローラーの案件拡大

常時運用するフルカスタマイズクローラー構築案件受注を拡大して参ります。また、スクレイピングに関する技術を社内で伝承し、組織的に安定稼働につとめます。

ネイティブアプリアグリゲーションの案件拡大

自社サービス「アドクロール」を通して蓄積したネイティブアプリスクレイピングのナレッジを全社展開し、社外にネイティブアプリアグリゲーションという自社の強みを訴求して参ります。

オープンデータ構築

インターネット上で公開されてる情報を収集し、サイト・サービス横断でオープンデータを構築します。

オープンデータ構築について

自治体DXのニーズを支援し、サイト上で提供されているコンテンツをオープンデータ化いたします。AIクローラーを利用した横断検索技術によりデータを収集し、名寄クロールを利用した高精度なデータクレンジングを行います。

ニーズの高い市区町村マスタなどの情報は自社独自にオープンデータとしてホスティングいたします。

データハブ

複数のSaaSやDXツールを自動連携することで、コスト削減という価値だけではなくデータを守るという観点でのデータ統合を行います。

データハブについて
事例
  • モール横断でのEC店舗の商品出品作業を自動化
  • 飲食予約の在庫管理をサイト横断で自動化
  • アウトドアアクティビティ予約のサイトコントローラー
  • 広告配信管理画面とデータ分析基盤との連携
  • 上場企業適時開示情報のサイトコントローラー

▼データコンサルティング

機械学習の自社実績をさらに積み上げ、クライアント企業の教師データ作成をトータルサポートして参ります。

データコンサルティングについて
前期の取り組み
  • 商品の成分と満足度を変数に、新商品の満足度予測を行うモデルを生成し、APIとして組み込んだ新商品満足度予測ツールを提供
  • アプリのログ分析と外部データのクローリングを合わせて、ユーザの生活サイクルの仮説立案から新規サービス開発のシーズを提案
  • 広告クリエイティブのデータを学習し、勝ちクリエイティブを予測するモデルと勝ち要素分析ツールを作成
今期の事業展開
  • Transformerを使ったモデルを順次検証し広告クリエイティブの自動生成の品質をあげる
  • データ収集・加工からデータ分析基盤の構築までサポート
  • Tabeau,MetabaseなどのBIツールの構築支援からパフォーマンスチューニングまで支援する

プロダクト

▼アドクロール

アドクロールとはインターネット上に出稿される様々な広告クリエイティブをクラウド上で収集し、これまで困難であった他社の広告出稿戦略の分析を可能とする、国内最大級のインターネット広告・アプリ広告クリエイティブデータベースです。

広告制作参考や競合調査に利用可能な最新の広告クリエイティブはもちろん、AIの学習データとして活用可能な過去の広告データを含め、国内最大規模といえる膨大な広告データを蓄積しています。

2017年のサービスリリースより着々と成長を続け、デジタル広告/D2C/SaaS/コンサルティングの各業界でNo1の広告クリエイティブデータサービスとなっています。

アドクロールについて
前期の取り組み
  • 動画広告の再生回数を利用したエンゲージメント指標による分析機能を提供
  • 広告の質と量の向上のためアカウント育成と広告最適化ロジックの検証を推進
  • フルテキストサーチエンジンのチューニングにより、広告主やキャッチだでではなくランディングページのテキストを含めた高速検索を実現
今期の展開
  • 主要ナショナルクライアントの広告出稿動向の統計データベース「ADIX1000」をリリース
  • TikTok広告を網羅的に収集する「TikTok Deep Crawl」をリリース
  • TableauなどのBIツールやGoogleSpreadsheetとのAPI連携機能を充実

▼AIクローラー

AIクローラーとは、通常のスクレイピングとは違い、未知のサイトに対するデータ収集を可能にするプロダクトです。必要なサイトを見つけるところからスタートし、人間が行う調査業務を自動化いたします。

HTMLだけではなくPDFを含めた公開ドキュメントもスクレイピングの対象にすることで、官公庁や自治体が公開するデータをいち早く網羅的に収集することを可能にしております。

AIクローラーについて
前期の取り組み
  • 自社PDFパーサーを開発し、PDFによってデータ公開された情報を、マシンリーダブルに変換しデータベースの形に正規化するシステムフローを外部ライセンスを使わずに実現
今期の展開
  • AIクローラーをノーコードツール化することで、敷居が引くく使えるようにブラッシュアップ
  • ユーザが要してる状況をダッシュボード化し、サポートの品質を向上させる
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