弊社が運営する国内最大級の広告クリエイティブクラウド収集サービス「アドクロール」は、広告クリエイティブの「ブランド」「カテゴリ（業界）」情報のデータ分類フロー（半自動化技術）を確立し、インターネット広告の業界マップとなる「555カテゴリ」を公開致しました。

インターネット広告は「ブランドの認知向上」、「ブランドのユーザー獲得（商品購入、ユーザー登録）」が主な目的となるため、広告に対しブランド名情報の付与が可能です。また、各ブランドには所属するカテゴリ（業界）の分類を定義することができます。このように、「広告 ↔ ブランド ↔ カテゴリ（業界）」の名寄を行うことで、インターネット広告を555カテゴリに整理致しました。

アドクロール555カテゴリはアドクロールクラウドに搭載済みで、広告のフィルタリング機能などにご活用頂いております。今後はアドクロールクラウドに限らず、インターネット広告のカテゴリ／ブランドの情報を広く活用して参ります。

アドクロール555カテゴリの特徴

インターネット広告に特化した業界マップ

• アドクロールに日々蓄積されるインターネット広告ビッグデータをもとに、これまで世の中に存在しなかった、インターネット広告に完全特化した業界マップ（555カテゴリ）を作成しました。「エイジングケアコスメ」、「マンガアプリ」、「ダイエットサプリ」、「クレジットカード」、など、インターネット広告の主要業界を555カテゴリに分類して整理致しました。

出稿傾向の変化にあわせて常時更新を実施

• インターネット広告は刻々と変化し続ける現実世界のトレンドを反映するデータと考えてます。555カテゴリは固定化されたカテゴリの一覧ではなく、インターネット広告の出稿傾向の変化にあわせて常時メンテナンスを行い、カテゴリ情報は常時入れ替わりながら変化を続けます。

日々増加を続けるブランドデータベース

• 各カテゴリ配下には広告出稿ブランドの一覧情報を保有しています。ブランドは現在時点で約3万ブランドを超え日々増加を続け、555カテゴリと共に、インターネット広告の巨大なブランドデータベースを構築しています。

アドクロール555カテゴリの活用例

網羅的な競合調査

• 広告クリエイティブをカテゴリごとにフィルタリングすることで、同一業界のブランド／クリエイティブに絞って網羅的な競合調査が可能です。

インターネット上で勢いのあるカテゴリ（業界）／ブランドの可視化

• 広告の表示回数やクリエイティブ／ランディングページの増加傾向を集計することで、カテゴリ（業界）やブランドの勢いを可視化することが可能です。
• 新たに登場した新興ブランド／新興サービスを早期に検知することができます。

カテゴリごとの出稿傾向分析

• カテゴリはアドクロールに蓄積された広告データを包含する概念です。表示回数、媒体、デモグラ、出稿デバイスなどの様々な広告データを集計することで、カテゴリ（業界）ごとに特徴のある「コピーライト訴求」や「クリエイティブ表現」などの出稿傾向を分析することが可能です。

カテゴリ／ブランドの営業リスト活用

• インターネット広告出稿が確認されたブランドの一覧を、新規（リプレイス）営業のアタックリストとして活用することができます。

株式会社ルーターは業界データの名寄・分類・整理を行うことで、データに眠る新たな価値を創造して参ります。