NEWS

お知らせ

プレスリリース

YouTube広告の分析プラットフォーム「YouTube DC(ディープクロール)」のサービス提供開始

2020.06.05
Pocket

株式会社ルーターが運営する広告クリエイティブのクラウド収集サービス「アドクロール(※1)」のアドオンサービスとして、YouTube広告の分析プラットフォーム「YouTube DC(ディープクロール)」のサービス提供を開始いたしました(※2)。

「YouTube DC(ディープクロール)」は、YouTubeに出稿されている広告に特化しクロールしたデータを集計・解析したサービスです。弊社の専門的なデータアグリゲーション技術を活かし、ネイティブアプリのYouTube広告をこれまでより深く収集・解析したデータを提供いたします。

YouTube限定公開動画広告分析機能

YouTubeに出稿されている動画広告の内、YouTube上の検索で探すことのできない、限定公開動画を分析する機能です。通常は、人手でYouTube動画を再生し、インストリームで流れる動画広告の内容や統計情報を確認し、参考にしたい動画を丹念に探す必要があります。本機能により、過去に出稿された限定公開動画広告および現在出稿中の限定公開動画広告から、参考にしたい動画広告を迅速に見つけることが可能となります。広告主名、マーケット、タグ、尺、表示期間などの絞り込み機能を備えており、例えば、「6/1〜6/7に出稿のあった」「漫画表現を用いている」「ダイエット商材を扱っている」「尺が4分以上」「100万回以上再生されている」という条件に当てはまる動画広告を容易に探すことができます。

動画広告再生回数分析機能

YouTube上で実際に表示されている再生回数順で検索することができる機能です。広告クリエイティブごとの日次の再生回数の推移をご覧いただくこともできます。限定公開動画の再生回数は、インストリームで動画広告が再生された累計数とほぼ等しいと考えられ、より多くのユーザの目に触れた、効果の高いと思われる広告クリエイティブを優先して分析することが可能となります。

タグ検索機能

「健康食品」「コスメ」「女性コンプレックス」「男性コンプレックス」マーケットの広告に対して、広告クリエイティブ単位で付与した「タグ」に基づいて検索できる機能です。「漫画」「有名人」「VTuber」などの動画表現のタグや、「サプリメント」「ダイエット」などの商材分類のタグを広告クリエイティブ単位で人手で分類しています。これまで広告主単位で付与していた「マーケット」よりも細かい分類で検索することができ、参考にしたい広告クリエイティブを迅速に見つけることができます。

キーワード検索機能

広告クリエイティブの情報(テキスト、広告主名)に加え、遷移先のLPの情報(タイトル、ディスクリプション、キーワード)に対してフリーワードで検索できる機能です。広告クリエイティブの限られた情報だけでなく、訴求の上で重要な単語を盛り込んだLP情報を含めて検索することで、見つけることの難しい広告クリエイティブを探すことができます。例えば、広告テキストに商材名が含まれていない場合でも、LP情報に含まれていれば見つけることができます。

ご提供方法に関して

YouTube DCは、アドクロールのアドオンサービスとしてのご提供となります。YouTube DCご利用に関する詳細は、下記「CONTACT」ボタンよりお問い合わせください。


※1 アドクロールとは

従来、広告会社やクリエイティブの制作会社では、広告出稿状況調査や、競合クリエイティブ分析の元データとして、人的コストをかけ手動オペレーションによる広告クリエイティブ素材収集が行われていました。また、広告クリエイティブのデータ収集(特にネイティブアプリ広告領域)においては、高度かつ特殊な領域の技術が求められるため、社内システム部門で広告収集をシステム化する場合でも長期的な技術研究が必要となります。さらに媒体側の広告配信の仕様が変更された場合には、都度、広告配信仕様の再調査が求められます。

アドクロールはこれらの課題を解決するサービスです。弊社の強みであるデータアグリゲーション技術を生かしたクラウドベースのクローラーにより、各媒体の広告クリエイティブ情報をアドクロールクライアント様に替わり日々自動収集し、広告クリエイティブデータを定期配信致します。これにより、これまで人的リソースの問題、技術的障壁の問題により収集できなかった広告クリエイティブデータを業務活用することが可能になります。

※2 「YouTube」は、Google LLCの商標または登録商標です。

Pocket

CONTACT

お問い合わせ・ご依頼はこちらから