株式会社ルーターは、機械が読み取りやすい形式で再加工した地方自治体のオープンデータを公開いたします。

UTF8のCSVの形でGithubで公開しており、手動での加工なしにシステムから取り込みやすい形式にしております。

https://github.com/rooter-inc/governmental_statistics

第一弾として以下のデータを公開します。

1902市区町村マスタ

市区町村マスタは総務省のサイトよりEXCELやPDFの形で1747市区町村として公開されておりますが、政令指定都市なども一つの市として存在するため、規模の分布に差があります。弊社のクローリングの実務現場では政令指定都市に関しては区の単位まで分割した1902市区町村を利用しています。こうすることでクローリングの粒度を揃えデータの品質を高めています。今回はこの1902市区町村マスタを公開します。

視認性を高めた都道府県GeoJSON

BIツールなどでは地図のマスタを取り込むことで、地図上にデータをプロットすることが可能です。公開されている地図は正確に県堺を表現しているため、どうしても海が多くなり、ダッシュボード上では視認性が落ちます。弊社で利用しているデフォルメされた日本地図を公開します。

今後のラインナップ

以下のデータの公開を予定しております。

隣接市区町村マスタ

インターネットサービスでは緯度経度ではなく市区町村名を軸にユーザが検索することが多く、近隣の市区町村をサジェストすることで回遊を促す導線が多く見られます。「接している市区町村のマスタ」を使うことで回遊を促すことが可能です。

都道府県緯度経度メッシュ

地図アプリケーションのクローリングでは、ある都道府県を網羅的に画面に表示する際には「その都道府県を囲む緯度経度のメッシュの集合」のマスタ必要となります。弊社では JISX0410地域メッシュコードを拡張し、緯度経度を付与したマスタを用意することで、都道府県や市区町村を指定したクローリングを可能にしています。今回は弊社のクローラーが利用している都道府県緯度経度メッシュマスタを公開します。