NEWS

お知らせ

プレスリリース

インターネット広告のランディングページ分析プラットフォーム「LPクロール」のサービス提供開始

2019.10.01
Pocket

株式会社ルーターが運営するインターネット広告クリエイティブの分析プラットフォーム「アドクロール(※1)」のアドオンサービスとして、ランディングページ(以下LP)の分析プラットフォーム「LPクロール」のサービス提供を開始致しました。

LPクロールはアドクロールで収集されたインターネット広告群に紐付けられたランディングページの情報を集計・解析したサービスです。インターネット上のLPを単純収集して列挙するようなサービスとは異なり、LPクロールで提供しているLP群は全て、実際にインターネット広告として出稿され、エンドユーザーにリーチした広告に設定されたLPのみを対象としています。

広告出稿に紐付けられたLPとはつまり、「広告費以上のリターンが得られる」との企業判断のフィルタを通った、ブランディング効果やコンバージョン率が非常に高いと想定されたLPになります。業界内で「良いLP」と言われるLPが本当に優れた成果をあげているとは限りません。企業が広告費を投じて継続してプロモーションされているLPこそが、真に価値のあるLPであると考え、LPクロールでは広告に紐付いた「生きたLP」の情報をご提供しております。

LPクロールでは以下の分析機能をご提供して参ります。

LPクロール機能一覧

LP URLに紐づく広告の逆引き検索機能

競合他社のLPや、業界で話題のLPのURLを検索条件として、そのLPがどのような媒体・クリエイティブで広告出稿されているかを分析する機能です。

例えば、「○○」という検索キーワードでURL部分一致検索を行うことで、 「○○.com」など、URLに特定キーワード(この場合は「○○」)を含むLP に紐づくインターネット広告を逆引きで一覧化することが可能です。

これまで「このLPにどのようなキーワードやクリエイティブを設定して集客しているのか?」という疑問に答えるための分析は不可能でしたが、本機能を利用することで、広告で集客しLPでコンバージョンさせるまでの、他社の総合的な販促戦略を分析することが可能になりました。

媒体毎のLP出現回数ランキング機能

出現頻度(広告表示の頻度)が高いLPを、Facebook, LINE, SmartNews, Yahoo, Gunosyの5媒体でランキング表示する機能です。(媒体は今後拡大予定)

広告の出現頻度が高いということは、LPのコンバージョン率が高く、広告を多く出稿すればするほど利益やブランディングの向上などの付加価値が得られる、費用対効果の高い広告xLPであるとの企業判断が行われたものと考えられます。

そのような優れたLPを分析することで、自社のLPの費用対効果を高めるヒントを得ることが可能となります。

LP詳細分析機能

上述のLP出現回数ランキングにリストアップされたLPの詳細集計データをご確認頂けます。

例えば、過去1ヶ月分の日次のLP出現回数の推移を確認することで、そのLPが数日の短期間のみ大量に広告出稿されたのか、長期間に渡って継続的に出稿されているのかを確認することができます。後者のような長期間継続して広告が出稿され続けているLPは一定の成果が見込める優れたLPである可能性が高いと考えられます。

また、LPと紐付けられた広告クリエイティブとの複合的な分析も可能です。LPと広告を複合的に分析することで、広告出稿企業が同一のLPに対して複数の広告クリエイティブを試すABテストの結果を逆算して確認することができます。

例えば、広告Aと広告Bが同時期に広告出稿開始され、ある時期からは広告Aの出稿が止まり、逆に広告Bの出稿量が増えている場合、広告Aよりも広告Bのコンバージョン率が優れていたため、広告予算を広告Bに集約したというような戦略が読み取れます。同様に、SmartnewsとFacebookに同時に広告出稿されたが、最終的にSmartnewsの広告のみに集約された場合は、その商品やサービスの見込み客はSmartnewsに多いということも読み取ることができます。

このようにLP詳細分析機能を活用することで、他社の総合的な販促戦略を確認することが可能です。

ご提供方法に関して

LPクロールは、アドクロールのアドオンサービスとしてのご提供となります。LPクロールご利用に関する詳細は、下記「CONTACT」ボタンよりお問い合わせください。


※1 アドクロールとは従来、広告会社やクリエイティブの制作会社では、広告出稿状況調査や、競合クリエイティブ分析の元データとして、人的コストをかけ手動オペレーションによる広告クリエイティブ素材収集が行われていました。また、広告クリエイティブのデータ収集(特にネイティブアプリ広告領域)においては、高度かつ特殊な領域の技術が求められるため、社内システム部門で広告収集をシステム化する場合でも長期的な技術研究が必要となります。さらに媒体側の広告配信の仕様が変更された場合には、都度、広告配信仕様の再調査が求められます。

アドクロールはこれらの課題を解決するサービスです。弊社の強みであるデータアグリゲーション技術を生かしたクラウドベースのクローラーにより、各媒体の広告クリエイティブ情報をアドクロールクライアント様に替わり日々自動収集し、広告クリエイティブデータを定期配信致します。これにより、これまで人的リソースの問題、技術的障壁の問題により収集できなかった広告クリエイティブデータを業務活用することが可能になります。

Pocket

CONTACT

お問い合わせ・ご依頼はこちらから